【小麦の人体への害と対処法】グルテンフリーが僕の人生を変えた。

「小麦」を日々の食事からなくすことは、僕の人生を変えたといっても過言ではありません。

長年苦しんでいた腹痛、便秘、肌荒れがなくなり、頭の回転も明らかに早くなりました。

 

なぜ小麦が体に悪いのか、それは多くの研究結果によって示されています。

また、最近では米国で「いつものパンがあなたを殺す」という本がアマゾンのベストセラーになったほど、小麦の悪影響に対して注目が向いています。

 

僕自身は小麦を食べないことで、人生がいい方向に変わっていきました。今回はその感動をシェアしたくてこの記事を書きました。

 

この記事では、小麦の体への悪影響と対処法を書いているので、ぜひ試してみてください。

 

小麦が体に悪い理由

小麦が体に悪い理由は、小麦に含まれているグルテンという物質が原因です。グルテンは栄養素の分解と吸収を阻害します。

 

それが食べ物の消化不良に繋がり、腹痛や吐き気、下痢、便秘、腸の不調を引き起こすのです。

 

そして、多ければ5人に1人は小麦製品に対して過敏になってしまうグルテン不耐症を持っていると言われています。

 

これらの悪影響が表に出ない人も多いですが、私達の体は確かに、小麦に静かな攻撃を受けているのは間違いありません。

 

グルテンの悪影響を示す具体例

僕がグルテンの体への悪影響を知ったのは、「ジョコビッチの生まれ変わる食事」を読んでからです。

 

僕はテニスが趣味なので、ある日興味を持ってその本を買ったのですが、この本との出会いが僕の人生を変えました。

 

ご存知の方も多いと思いますが、ジョコビッチはテニス界のトップスターです。

 

歴代の選手の中でも最強ではないかと言われている彼ですが、昔まではそうではありませんでした。

 

激しい試合が続くと急に体が動かなくなり、思考に霧がかかり、ついには試合中に倒れてしまうこともありました。

 

それが大事な場面で何度も起こりました。多くの選手はそれを見て彼をあざ笑いましたが、ジョコビッチは決して練習をサボっていたわけではありません

 

彼はそれまで17年間、一日も休むことなく猛練習を重ねて来たのに、それでも肉体面・精神面で他の選手と張り合うことが出来なかったのです。

 

彼は、とても悔しい思いをしていました。他の人の何倍も頑張っているのに結果が出ないし、他の人にも笑われる。

 

そんな彼を変えたのは、新しい食生活。とりわけ食事からグルテンを抜いたことです。

 

すると彼の体重は82キロから78キロまでみるみる落ちました。体のキレが良くなり、神経はさらに研ぎ澄まされ、かつてないほど活力がみなぎるようなりました。

 

そしてその年、彼は3つのグランドスラムを制し、一年間で51戦50勝という伝説的成績を残すことができたのです。

 

グルテンフリーという解決策

ここまで小麦の体への悪影響を見てきました。では、どうすれば小麦の悪影響から逃れることができるのでしょうか。

 

小麦の悪影響を回避する解決策は簡単です。先のジョコビッチの本にのっていた方法をご紹介します。

まず、2週間食事からグルテンを排除します。そして、体がどう反応するか見てみましょう。きっと気分が良くなるはずです。

その後再びグルテンを摂取してみて、反応を見てみましょう。気分が悪くなったら、グルテンの悪影響が実感できるはずです。

 

解決策は単純です。「食べない」だけ。ジョコビッチは2週間と言っていますが、僕は小麦を抜いた3日後から体調が良くなったのを実感できました。

 

とはいっても、「小麦を全く食べないのは難しい」という人もいるかも知れません。

 

今では多くの食品に小麦が使われています。

  • パン
  • パスタ
  • ラーメン
  • ケーキ
  • ほとんどのお菓子etc…

 

小麦が使われている食べ物はどれもとてもおいしいですよね。

 

僕も、最初は誘惑に負けて何度もこれらの食品を食べてしまったりしていました。しかし、その度に目に見えて体調が悪くなりました。

 

どんなに美味しい食べ物でも、体に悪いということがわかれば自然と食べなくなると思いますので、少しずつ改善していきましょう。

 

グルテンフリーの問題点

グルテンフリーについての反論意見としては、僕が知る限り2つあります。

 

  1. 栄養バランスが偏る危険性
  2. 体の不調の原因は小麦だけではないということ

 

小麦を食べないということは、当然その分の栄養を他の食品で補わなければいけません。

ご飯、じゃがいも、さつまいも、10割そばなど、他の食品で栄養(主に炭水化物)を補いましょう。

 

次に、「全ての体の不調は小麦が原因」というわけではではないということです。体の不調を治すには、グルテンフリーだけではなく他の方法も合わせて試してみましょう。

 

他の体調を整える方法については別の記事に書いていますので、是非参考にしてみてください。

 

参考にした書籍

僕がこの記事を書くのに参考にした書籍について紹介したいと思います。

僕自身、健康について考えるときに根拠のない情報にとても惑わされた経験があります。

 

科学的根拠のある信頼性の高い情報源として、これらの書籍をおすすめします。

1、ジョコビッチの生まれ変わる食事


ジョコビッチの生まれ変わる食事


僕が健康について考えるきっかけになった本です。トップアスリートの努力がわかると同時に、彼の研鑽の過程が見れてとてもおもしろいです。

グルテンフリー以外にも、私達の役に立つ情報がたくさん書いてあります。とてもおすすめです。

 

2、「腸の力」であなたは変わる

「腸の力」であなたは変わる

この本は、腸内環境についての名著です。この本にも小麦の害について書かれています。

小麦以外にも腸内に悪影響を与える食品など書いてあり、腸内環境について学びたい人にオススメの1冊です。

 

まとめ

今回は小麦の体への悪影響と対処法について書いていきました。

 

僕自身、小麦を抜いたら、長年苦しんでいた腹痛や便秘から開放され、本当に体調が良くなりました。

 

ぜひ、3日間からでもいいので、グルテンフリーを試してみることをおすすめします。

 

そして、グルテンフリーだけでなく、他の体調を良くする方法についても合わせて参考にしていただけたら嬉しいです。